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フレッシュホップフェスト2019が9月より始まります!

     (一社)日本ビアジャーナリスト協会代表藤原ヒロユキ氏と、スプリングバレーブリュワリー マスターブリュワー田山智広氏とTHANKS HOPメンバー

 

今年収穫したばかりの日本産ホップを使ったクラフトビールの“香り”を楽しむイベント「フレッシュホップフェスト2019」(以下、FHF)が9月~11月までの3か月間全国で開催されます。

今年で5年目を迎えたフレッシュホップフェストは、グロワー(生産者)、ブルワリーの登録数が過去最高となり、全国各地で大規模イベント開催も予定されています。
(※参加飲食店・料飲店は現在も募集中です。参加登録:https://japanhop.jp)

 

関西ではフレッシュホップフェスト実行委員会、日本産ホップ推進委員会、THANKS HOPが協力して、大阪・梅田で3日間、動員目標3万人規模のイベントを10月18日(金)~10月20日(土)開催予定。

(詳細については9月中旬プレスリリース)

SVB代官山で開催されたメディア発表会当日の会場には、約40人の記者の方たちが集まりました。冒頭、スプリングバレーブリュワリー マスターブリュワーの田山智広氏よりビール業界についての説明がありました。

次に、(一社)日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキ氏からFHF2019についての説明。

藤原ヒロユキ氏は、長年ビール評論家として活躍された東京の地を離れて、今年、京都与謝野町に移住。現在は、現場の第一線であるホップ生産者の立場からビールの原料「ホップ」をつかって『新しいビアカルチャーの創造』を実践されています。

FHFは2015年から、ビール業界の活性化と日本産ホップ生産者の応援を目的にイベントを開始。うめきた2期暫定利用地で事業を行う(一社)うめらくは、ビール愛好家や食農に興味のある仲間と共にウメキタホッププロジェクト(現在は、THANKS HOP)を立ち上げてホップ栽培を開始。

FHFとウメキタホッププロジェクトとの関係は、2017年活動当初よりFHFにグロワー(生産者)として登録したことから始まりました。

ウメキタホッププロジェクトは「ビール乾杯が目的ではない、ホップから始まるコミュニティで価値を創造する」という見えない価値をフレッシュホップでつくることを目的としている一方で、FHFは「今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り」とし、イベントで見える価値をつくっていました。

いままでは、「私たちの活動が本当にフレッシュホップ推進にお役に立てているのだろうか」と自問自答する時期もありました。

しかし、今回のFHFメディア発表会で発表されたSVBの取り組むテーマはまさに私たちの目的と近いものを感じとても共感しました。

SVBの取り組みテーマ「SOCIAL BREWERY」
個性あふれるモノづくりを通じて、人と人をつないでいくことで、人の心を豊かにするとともに、社会を少しずつ良くするきっかけとなる「場」を創るブルワリーを目指す。

まさに、これからのSVBの取り組みのテーマは、“見えない価値”もビールでつくろうという考えであることの発表がありました。

FHFもその価値に共感し、ホップをつくるところから参加型にすることで消費者にも醸造家にもホップ生産に対しての関心を高め、ビール業界の活性化を図ろうと取り組んでおられます。また醸造家の中にはフレッシュホップへの関心を高めている人も増えており、国産ホップ生産への関心はもちろんのこと、日本ならではのビアスタイルの定義についても考えられはじめていることから、通常のビールよりホップが特長的なクラフトビールへの注目はこれからもますます高まっていくことと感じました。

メディア発表会の後、本会に招待されたブルワリー(岩手県 遠野醸造、栃木県のろまんちっく村の地ビール、茨城県 常陸野ネストビール、東京都 籠屋ブルワリー、大阪府 ブリューパブセンターポイント、スプリングバレーブルワリー)は、メディアの記者向けにブースを設け、クラフトビールの試飲と取り組みを説明しました。

私たちのブースでは、市民側(一般社団法人うめらく)、企業側(株式会社NI-WA)、ブルワリー側(ブリューパブスタンダード株式会社)の3者が揃い、各々の立場でフレッシュホップ推進活動で協働する姿を見せることにしました。

地域の活性化と地域の経済を循環させることを臨む3者が共に地域で協力し合う姿は、各メディアの記者の方々にも一般的なブルワリーとは違う興味を持ってもらえたのではないかと思います。

メディア発表会が終わったあとは関係者のみの懇親会を行いました。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストさん他とお話している中で、「これからは誰もが楽しめる“場づくり”にビールが活用されたり、”コミュニティの促進”にビールがつかわれたりすることなど、ビールの多様性について関心が高まるのではないかと注目している」という声も聞き、「とりあえずビール!」と注文していた時代から、「だからこそビール」で飲む時代になってきたことを感じました。

私たちTHANKS HOPでは、フレッシュホップならではのビールの楽しみ方があることをもっとたくさんの方に知ってもらうために、FHFさんやSVBさんと一緒に協力してフレッシュホップフェスト2019 in大阪・梅田開催を開催することを決めました。

ぜひ、関西のビール愛好家はもちろん、全国のビアファンのみなさまにも会場に足を運んでいただきフレッシュホップならではのみずみずしい「香り」高いビールをお楽しみいただきたいと思います。

 

■フレッシュホップフェスト2019 in 大阪梅田■
日程:10月18(金)〜20日(日)

内容:今年収穫したフレッシュな日本産ホップで造った、クラフトビールの“香り”を楽しむお祭り。ブルワリー20店舗、飲食、ライブパフォーマンスなどを予定。

詳細については、9月中旬にプレスリリース予定です。

フレッシュホップフェスト公式サイト:https://freshhop.jp

日本産ホップ推進委員会公式サイト:https://japanhop.jp

 

 
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