プロジェクト紹介
「人・地域・モノ・シゴト・ライフスタイル・イベント」分野でもご紹介しています。 カテゴリー別、地域別検索が可能です。
ツーリzoom Vo.1
オンライントークセッション 「ツーリzoom Vo.1」を開催しました。
5月某日。昨年ホップツーリズムで親交を深めた長野飯綱と大阪梅田のメンバーによるオンライン交流会を開催しました。ファシリテーターを務めたのは、長野飯綱のリンゴ農家でツーリzoomの名づけ親である藤原奈緒美さん。
藤原さんは今年2月、飯綱事業チャレンジ2020(運営:飯綱町役場)に応募し、グランプリを受賞しました。https://iizuna.jp/fsdocs/
2020年1月、地方創生ビジネスコンテスト「いいづな事業チャレンジ」の事業計画ゼミに参加した藤原さんから、「自分たち夫婦も大好きな飯綱町の魅力をより多くの人に知ってもらうため、THANKS HOPと一緒にやれることを事業チャレンジで提案したい」と相談を受けました。ゼミへの参加で自分のやりたいことをブラッシュアップさせていき、結果、いいづなでしかできない藤原さんでしかできない「旅のデザイン事業」を発表し、グランプリに輝きました。
2020年3月。いよいよそのプランを実行に移そうとしていた矢先、新型コロナウィルスの感染拡大により緊急事態宣言が出され、県をまたがっての移動ができなくなりました。
そこで、
「今だからこそできること、今だからこそ気づいたこと」
をカタチに残したい。
いつか会える時まで、都会と地方に住む人同士のコミュニケーションツールとして
オンラインツーリズム「ツーリzoom」を開催し、交流を深めたいと藤原さんから提案がありました。
Vo.1は藤原さんの号令で集まった参加者15名に対し、藤原さんから
★飯綱事業チャレンジについて
★グランプリをもらった旅のデザイン事業について
★飯綱町の現状
★藤原さんの持つビジョン
についての説明があり、その後は参加者同士でのブレーンストーミングや自己紹介を行いました。
自己紹介をしてみると、普段は遠く離れた場所に住んでいるのに意外なつながりや共通の知人がいたり、同じテーマを大切にしている人がいることも知り、リアルな場で出会う良さとはまた違ったオンラインならではの良さを知ることができました。
こうして今、私たちが生きるSNSの時代は、全国、全世界の人と簡単に出会い、交流することが可能になっています。そんな仲間たちと、今回のコロナ禍で学んだこと、気づいたことを1歩ずつでも進めることで、お互いの考えをブラッシュアップしていくことや、離れて暮らしていても自分の住む地域で同じ思いを持って行動に移していくことで、お互い励まし合い、協力し合いながら新しい暮らしを手に入れることができると感じました。
ポストコロナ、withコロナ、アフターコロナなどという言葉でもあるように、暮らしの見直しの必要性を感じている人は少なからずいますが、何もしなければ何も変わらず元の生活に戻ってしまいます。ホップをきっかけにいろんな地域の多様な人とつながり合うことで“自分らしい新しい暮らし”を見つける人がたくさん生まれたらいいですね。
文、山田摩利子
次回のツーリzoom vo.3 について
【ツーリzoomの旅先】
旅先案内人は、「ブッシュクラフト」を広めたいと長野県飯綱町の東の玄関口と呼ばれる奈良本地区を拠点に活動をされている田中洋満さん。自然の中で遊びながら生活の知恵と学びを得ることができる「ブッシュクラフト」と奈良本地区をご案内してくださいます。【日時】
6月11日(木)20時~20時45分まで。
イベント詳細はこちら⇒https://www.facebook.com/events/564628147573766/【ツーリzoom企画とは】
THANKS HOPでは、誰一人取り残さない社会づくりにむけて、ホップでつながるコミュニティづくりを行っています。私たちはこの活動を通してホップも生産者がいて、麦、水、酵母といった自然の恵みが加わることでビールができることを再認識し、地域を超えた仲間たちと生産から消費まで一貫する循環システムで、ホップとビールに新しい価値とカルチャーを創造する活動を行っています。
「ツーリzoom」とはzoomをつかって、ホップで繋がったご縁を活かし、オンライン上で様々な視点から未来の社会について語り合う企画です。私たちの暮らしには生産者と消費者の循環とバランスであって成り立っていることを忘れず、「人のつながり」と「多様性」を大切にする全国の仲間たちがつながりあう”場”として活用してもらうことを願っています。